拓郎&かぐや姫inつま恋2006

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9月23日1時からBSハイビジョンで見てしまいました。
私たちの世代にとって青春の1ページというよりもすべてのページに登場してくるのがフォークです。
私は高2(1971年)の時フォークに巡り会いました。その頃まで日本では歌にジャンルがあるという考えはあまり無く小学生が演歌をごく自然に聴いているような時代でした。ですから昭和40年代ビートルズの影響でグループ・サウンズ(G・S)ブームが起きたとき大人は自分たちが理解出来ない音楽や服装、髪型を否定し批判をしたのです。長髪のグループはNHKには出られませんでした。G・Sの歌は純愛を歌ったものが多く、森進一や青江三奈の歌よりははるかに健康的だったと今でも思えるのですがその時代はG・Sを聞くと不良になると言われたものでした。
そういう批判を立派?に受け継いだのがフォークで、私が最初に知ったのは岡林信康の“私たちの望むものは”です。もちろんそれまでにもフォーク・クルセダースや高石ともや達がいましたが、これがフォークだ!というのは岡林でした。そして次に聞いたのがよしだたくろう(以前はひらがなでした)の“どうしてこんなに悲しいんだろう”でした。この局を所属していた生徒会本部の部屋で誰かがギターを弾きながら歌ったのを聴いた日、すぐレコード屋で“人間なんて”のアルバムを買いました。その日からたくろう狂い、フォーク狂いとなり小室等、泉谷しげる(昔はカッコ良かった)、なぎらけんいち(昔から面白かった)などに感激していました。