毎朝6時前に起きます。
寒くなってきました。
夜明けも遅くなってきました。
写真は今朝の6時、2階の窓から見える旭川の土手の手前です。
家の向こうは旭川です。
2006年11月アーカイブ
広島東洋カープの黒田がFA宣言をしないでの残留が決まりました。
春からずっとどうなるか不安でしたが最高の結果で嬉しさひとしおです。
やはり黒田は立派な男でした。
金や人気では無く情を取りました。
自分で
「こんな人間が地方球団にいてもいいと思う。」
と云ってました。
人生劇場の吉良常みたいです。
感動しました。
なぜこの愛想という言葉が、勘定を意味するようになったのでしょうか。
本来「おあいそ」は客が使う言葉ではなく、店の人が客に対して使った言葉のようです。
勘定の際に「愛想がなくて申し訳ありませんが...」
などと断りを言いながら、客に勘定書を示したところからきているそうです。
それがだんだん短くつまって「あいそ」、ちょっと丁寧に「おあいそ」となり、いつしか「おあいそ」だけで勘定の意味を持つようになりました。
京都に4年間いましたが飲食業でのバイトで「おおきに」と「おあいそ」は良く使いました。
でも客側から「おあいそして」と云うのには少し抵抗がありました。
先日食堂で店の人に「お勘定お願いします。」と云ったら
「はい、お愛想のほうでよろしかったでしょうか。」と答えられ
いっぺんに不愉快になってしまいました。
4回生の夏期休暇、地元の福山に帰省していました。
親が中元を贈るのを見て私もF教授にビールを1ケース贈りました。
感謝の気持ちからではなく卒業と就職で便宜を図ってもらおうとの下心からです。
F教授から早速礼状が届きました。
「結構な品を有難う、上洛の折りには一緒に飲みましょう。」
それから2週間後、京都に戻った私はF教授に電話をしました。
「おお、戻って来たのか。すぐ飲みに来い。」
F教授の家に行くとすぐに例の生協の2級酒がでてきました。
いつまで経ってもビールはでてきません。
私「先生、暑いですね。ビールを飲みませんか。」
F教授「ビール?ビールなんか無いぞ。」
私「えっ、先日お送りしましたが。」
F教授「ああ、あれならもう飲んだ。」
私「..............................」
遠藤周作の沈黙は高校時代に読み、衝撃を受けました。
すごい作家だと思いました。
その後彼の娯楽小説を読んで悲しくなりました。
たぐいまれな才能があるのにこんな物を書くなんてと。
才能のある人はそんなにいません。
だからその人は、歴史に残るような大作を書く、
義務のようなものがあると思います。
暴論でしょうか。
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