マイナースポーツ

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先日、新聞の投書欄に面白いものがありました。

高校サッカーで岡山代表が準優勝したとき、

市長を始め多くの応援団がいたことについて

どうして野球やサッカーだけ特別扱いするのか、

どんなスポーツでも生徒は一生懸命やっているのに。

と、いうような内容でした。

この事について私の感想は

「野球やサッカーは人気があるのだからしょうがないでしょう。

別に応援してもらいたくて部活に入ったり練習しているわけじゃあるまいし。」

と冷たい意見です。

実は私の高校時代この事でもめた思い出があります。

私の高校には伝統?ある応援団があり

竹刀片手に厳しい応援練習を1,2年生に強要していました。

先生達は笑いながら見て見ぬ振りでした。

夏の高校野球が近づいた放課後、

応援練習をする為、全学年に講堂に集合するよう放送がありました。

ところがその日参加者が100人くらいしかいなくて(全員なら1200人)

応援団が激怒しました。

ところがその時生徒の一人が

「我々は来ているのに何で怒られないといけないんだ。

来てない者への怒りを我々にぶつけるのはおかしい。」

と正論をぶつけました。

それで応援団も冷静になり、何故こんなに集まりが悪いのかと皆に質問してきました。

すると封建的なやり方に抵抗するとか、面倒だとか、

どうせ応援に行く気がないのに練習する必要は無いとかいろいろ意見が出ました。

その時バスケ部のキャプテンが立ち上がり

「自分たちの試合に一度でも応援に来たことがあるか。

自分たちの練習時間を削って、何故野球部の為に応援練習しないといけないんだ。」

と言い放ったのです。

応援団は答えることができませんでした。

でもこの応援団だって別に悪いことをしているわけでも無く、

責められるのはかわいそうでした。

しかもこの後応援団は本校である対外試合はどの競技でも応援するようになりました。

誰も見ていない試合のそばで校旗を持って立っている姿は哀れでした。