珈琲の豆知識

コロンビア

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コロンビアの豆でスプレモが急騰しています。

コロンビアの豆に馴染みの無い方も多いと思いますが

優れた品質の豆でまともなブレンドには大抵使用されています。

ベトナムが台頭する前は

ずっと長い間ブラジルに次ぐ第2の生産国でした。

CMで有名になったエメラルドマウンテンはコロンビアの豆です。

豆の大きさで大きいものをスプレモ、小さいものをエクセルソと呼びます。

コーヒー豆は不作になると必ずと言って良いほど投機が入ります。

そしてぐんぐんと価格が上昇します。

この上昇がいつまで続くか全く予測できません。

困ったものです。



酸化

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初めて来店されたお客様に

どういった味の豆がお好みかを尋ねたら

殆どの人が「酸っぱくないのを。」と言われます。

この比率は10年前も今も全く変りません。

未だにコーヒーの知識は広まっていないと痛感します。

それは多分に業界の責任でしょう。

自分たちに不利な知識を教えたく無いからです。

コーヒー豆は焙煎度合いで味が変ります。

深く煎れば苦くなり浅く煎れば酸味が残ります。

でもお客様が言われる酸味はきっと違います。

豆が古くなって酸化したために出てくる酸味のことです。

鮮度の悪い豆を売るために

そういう事実を隠しているのです。

酸化は温度が高いほど速く進みます。

これから夏にかけてますます酸っぱい豆が売られることになります。

これを見た目で判断するのは難しいでしょう。

唯一、判断材料になるのは

古い豆から出る油です。

豆が濡れたようにテカテカ光っていたらそれは豆から出た油のせいです。

ただし深煎りするアイスコーヒーなどは

半日もしないうちに油が出てきますからそれが絶対ではありません。

結局信頼できる店を見つけるのが最も確かな方法でしょう。



久々のヒット商品

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ドリップバッグで作るコーヒーゼリーが売れています。

TS3N0005.JPG

今月から売り始めたのですが大人気で

早速追加発注をしました。

ドリップバッグにコーヒー粉とゼラチンが入っています。

カップにドリップバッグをセットして湯を注ぎ

粗熱が取れたらバッグを外して冷蔵庫で冷やします。

これだけでおいしいコーヒーゼリーの出来上がりです。

お中元にもうってつけです。

是非一度お試しください。



仕入れ

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最近生豆の仕入れで苦労しています。

2年前からモカが輸入停止になったので

国内流通分をかき集めるのが大変でした。

そしてついに底をつきつつあります。

そしてイエメンのモカ・マタリも同様に品薄になっています。

来月輸入される豆が通関できるかどうかにかかっています。

コロンビアも高騰しています。

コロンビアはブレンドのベースになる豆なので深刻です。

コーヒー豆は少し不作になるとすぐに投機がからんで

価格が上昇します。

ブルーマウンテンも数年前のハリケーンで

農園が大きな被害を受けてから未だに立ち直れません。

商売を始めてから今が最大の危機です。

早く元の状態になることを願っています。



モカの在庫

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モカが輸入されなくなってもう2年になります。

国内でぐるぐる回っていた在庫も

市場からいよいよ無くなってきました。

当店もストレートの注文は500g以下にお願いしています。

もう少しストックはありますが

全部使うと作れなくなるブレンドがあるからです。

夏ごろある商社がリスクを冒して輸入するという話を聞きました。

無事に通関できるかどうかわからないのに

もう業界では取り合いになっています。

早く元に戻って欲しいものです。



辛い夏

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昨日ずいぶん降った雨もあがり

暖かい一日でした。

焙煎すると暑いくらいです。

建物の中で200度もの高温で焙煎するのですから

暑いのが当たり前ですが

これから辛い季節になっていきます。

夏場はただでさえ暑いのに

もっと暑くする理由があります。

それはアイスコーヒーです。

アイスコーヒーは深煎りなので

普通の豆より高温まで煎ります。

そのアイスコーヒーの需要が増えるので

ますます暑くなるのです。

売れないと辛いけれど

煎るのも辛いという

どちらに転んでも辛いのが夏です。

毎年ゴールデン・ウイーク前後から

アイスコーヒーが動き始めます。

飲食店や一部の事業所には

一年中アイスコーヒーを届けていますが

夏場だけ注文が来る事業所から

昨日アイスコーヒーの注文が入りました。

いよいよという感じです。

覚悟を決めます。



安売り生豆

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最近 生豆業者からのDMがよく届きます。

そこに書かれた生豆の価格はとても安く少し気になりますが

気持ちを切り替えてそのDMを資源ごみ用の箱に入れます。

理由は信用の問題です。

コーヒーの生豆は当然ですが米粒同様、産地の名前など書いてありません。

産地によって特徴がありますが

同じ産地でも等級があり又、特定農園でのプレミアもあり

それらが全て見てわかるものではありません。

以前米や鰻や農産物の産地偽装などが問題になったことがありましたが

それらと同じことです。

生豆を1袋単位で買えば袋に産地やグレードが書いてありますが

それで確実かと言えばそうでもありません。

業者の中には日本で袋を詰め替えるという噂もあります。

笑い話で袋は古いのに綴じ糸は新しいと言うのがあります。

そして一番怖いのが事故豆の問題です。

コーヒー生豆は産地から船で輸送されますが

途中で波を被ってしまうものがあります。

海水を被った豆は事故品として商品になりませんが

それを洗ったりカビを削り落として

安く売る業者もいます。

それらが市場に出ているのも現実です。

そういう状況の中で全く素性を知らない業者から

安い豆を売ると言われてすぐに飛びつくわけにはいきません。

有名な業者の中にも悪評が高いところもあります。

あらためて自戒しようと思います。



モカ

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エチオピア産のモカがいよいよ底をついてきました。

2年前から輸入が停止されていて

国内在庫が回っていただけですがそれもほぼ無くなってきたようです。

2年間もつなげたのが不思議なくらいですが

輸入停止になって大手が使用をやめた為

持っていた在庫が市場に逆流したからです。

大手の使用量は半端では無かったので

小さいロースターが使用するには2年もあったわけです。

この先がまだ読めません。

当店も売れ筋のブレンドにモカを使用しているので心配です。



転換

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いよいよコーヒーシーズン到来です。

夏場、圧倒的にアイスコーヒーが動いていましたが

ここ最近、喫茶店など年中アイスコーヒーを出すところは別として

殆どがホットコーヒーに変わってきました。

両方注文があった事業所もホットコーヒーだけの注文になりました。

一日の焙煎量も変えていかなければいけません。

昨年実績を上回る売り上げを期待します。



高騰

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コロンビアの豆が高騰しています。

不作と投機が相まっているようです。

コーヒー豆にはしょっちゅう、こういう問題が発生します。

コロンビアと言えばあまりぴんと来ない方も多いと思いますが

ブラジル、ベトナムに次いで世界第3位の生産量を誇る国です。

近年ベトナムが急激に伸びてきたため現在は3位ですが

永らく2位の地位を守ってきました。

それだけに大抵のブレンドのベースに使われていますので

コロンビア豆の高騰は我々販売業者だけで無く

消費者の方にも影響が出るようになるかも知れません。

でもこういった食料品や生活必需品が

投機で高騰するのは あってはならないと思います。

G8等で取り上げて真剣に対策を考えてもらいたいものです。



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