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待つ身が辛いか.........

太宰が破天荒な人生を送ったことは有名ですが彼について面白いエピソードを聞いたことがあります。
随分以前の話なので詳細が違っていたらお許し下さい。

友人の檀一雄(小説家、檀ふみの父親)に熱海の旅館にいる太宰から電報がきて宿賃を持ってきて欲しいとのこと。
檀が金策をして熱海の旅館へ行くと太宰は喜び、宿の主人も誘い三人で町へ出ての大判振る舞い。
気がつくと檀の持ってきた金は飲み尽くしてしまい、今度は檀が人質に残り太宰が金策に東京へ戻った。
しかし3日経っても4日経っても何の連絡も来ない。
仕方なく檀は別の知り合いに頼み金を送ってもらい何とか東京へ戻ってきた。

檀は太宰を探し回り、やっとある飲み屋でべろべろになっている太宰を見つけた。
檀が太宰をなじると太宰はうめくように言った。

待つ身が辛いか、待たす身が辛いか............

翌年、太宰は 走れメロス を書き上げた。

いかがですか。私はこのエピソードが心に染みたので紹介させて頂きました。


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