なぜこの愛想という言葉が、勘定を意味するようになったのでしょうか。
本来「おあいそ」は客が使う言葉ではなく、店の人が客に対して使った言葉のようです。
勘定の際に「愛想がなくて申し訳ありませんが...」
などと断りを言いながら、客に勘定書を示したところからきているそうです。
それがだんだん短くつまって「あいそ」、ちょっと丁寧に「おあいそ」となり、いつしか「おあいそ」だけで勘定の意味を持つようになりました。
京都に4年間いましたが飲食業でのバイトで「おおきに」と「おあいそ」は良く使いました。
でも客側から「おあいそして」と云うのには少し抵抗がありました。
先日食堂で店の人に「お勘定お願いします。」と云ったら
「はい、お愛想のほうでよろしかったでしょうか。」と答えられ
いっぺんに不愉快になってしまいました。
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