今では記憶が定かではありませんが
確か大阪発が夜の11時ぐらいだったと思います。
7月の20日すぎ、阪急で大阪駅まで行き
暗いホームで長い間待ちました。
そして来た列車を見てびっくり、超満員でした。
席にすわるどころか、何とか乗れただけで通路にもいけません。
入り口の横にあるトイレの前に立ちっぱなしでした。
トイレに人が来るたびに窮屈に場所を空けドアがあくと臭く地獄でした。
それでも数時間経つと少し空き始め、何とかトイレの前に座ることが出来ました。
朝になると大分減り始めついに席に座ることが出来ました。
それからうとうと、目覚めて窓から駅弁を買い朝昼兼用の食事です。
前に学生らしき男性がいたので話しかけると気安く答えてくれ、
話しているうちに大阪大学の学生だとわかり軽い劣等感。
新潟まで来ると車内の言葉もずいぶん変わり聞き取れなくなりました。
青森についたのは夕方の5時頃でした。
18時間の過酷な急行列車の旅は終わりました。
フェリー乗り場のテレビで大相撲を放送していたのが記憶に残っています。
そしていよいよ青函連絡船へ乗ります。
これが何と函館まで約4時間です。
本当に日本は広いと思いました。
ところが函館についてここから札幌までまだ6時間かかります。
もうどうでも良くなります。
(続く)
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