毎日、世界陸上が行われています。
円盤投げを見ていて高校時代のある日が蘇ってきました。
体育の授業で円盤投げを習いました。
それ用のフェンスなどありませんから教師が投げ方を指示しました。
皆が知っているような回転投げでは無く
手だけで2度振りをつけて3度目に投げるのです。
一人ずつ順調に投げていきました。
何人目かに陸上部で短距離を走っている男が円盤を持ちました。
すると彼は突然回転を始めたのです。
吃驚した教師が大声で
「馬鹿っ、やめろー。」と叫びました。
その声に驚いた彼はやめようとしたのか
中途半端なところで円盤が手から離れてしまいました。
そして円盤は真横にいた一人の顔をかすめるように飛んでいったのです。
幸いにも円盤はあたらず誰も怪我はありませんでしたが
教師の顔は真っ赤になりひきつっていました。
その男は部活でやっていて自身があったので
格好良いところを見せようと思ったのでしょうが
途中に大声が入ることは想定外だったんでしょう。
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