イラク派遣が違憲との判決が出ました。
そのことの重大さよりもっと気になったことがあります。
自衛隊の航空幕僚長が
「純真な隊員には心を傷つけられた人もいるかもしれないが、
私が心境を代弁すれば大多数は『そんなの関係ねえ』という状況だ」
と発言しました。
私が気になったのは純粋な隊員が心を傷つけられたという部分です。
この発想が第二次大戦でも良く使われます。
お国の為に戦い死んでいった人たちの為に
あの戦いは聖戦だった、侵略戦争ではないという意見です。
もしあれが侵略戦争なら彼らは犬死にをしたことになるという理屈です。
この考えはちょっと考えただけで間違いだとわかります。
イラクへ行って頑張った隊員がいるのだから合憲だと言っているのですから。
勇ましいことを言う人がもてはやされていますが
今中国の高圧的な態度が世界から批判されたり
ブッシュの施策が批判されるように
まだ世界には良識が残っています。
理路整然とした言葉で戦ってもらいたいものです。
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