屁理屈

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

岡山市内を東西に2号線バイパスが走っています。

バイパスとは名ばかりの主要道で朝夕はもちろん

平日昼間の渋滞は酷いものでした。

市内にある3つの交差点から信号が変わるごとに多くの車が流入し

側道から流入する車と相まって渋滞を引き起こしていました。

そのバイパスを高架にして信号を無くし

渋滞を緩和しようと言う案が国交省から出てきました。

すると大変な反対運動が起こりました。

反対する人たちとは側道で店舗を構えている人たちです。

確かに高架になって車が高いところを素通りしていったら

商売あがったりでしょう。

気持ちはわかります。

でも彼らはそうは言いませんでした。

曰く太鼓橋型の高架では意味が無いとの意見です。

(信号が無くなっても上がったり下がったりする道では

ブレーキを踏むことに依っての自然渋滞が起きるから

高架にしても渋滞は無くならないとのことです。)

猛反対の中工事が始まり、

1年後の今年春側道部分を除いて主線は開通しました。

そして今日も通りましたが見事に渋滞は無くなり

すいすいと走れます。

あの反対意見は何だったのでしょうか。

反対運動のために工事着工は随分遅れました。

只自分たちの利益だけのために邪魔をしたように思えます。

その為に屁理屈による大義名分を掲げました。

こういうやり方には天は味方せずでしょう。