厚労省を分割すると言う話が出ています。
「過ちを改めるに憚ることなかれ」と言うのは論語ですが
そういう問題では無いと思います・
私が会社勤めで人事を担当していたときの事です。
その頃はまだ厚生省と労働省は分かれていました。
ある時厚生省の査察があり役人がやってきて
色々不備を指摘します。
育児休暇や有給休暇の取得について追及されます。
その時私が言い返しました。
「うちの会社はそれを完璧に遂行できる程の余剰人員は置いていません。
例えば私が明日から1週間有給休暇を取って休んだら
社員の給料は支給されませんよ。
私の仕事を代わりにする人がいないのにどうやって休めるんですか。」
するとその役人は
「私は厚生省の人間です。
その意見は労働省に言ってください。」
馬鹿らしくなってもうそれ以上は言いませんでしたが
統合された時、あの役人に電話をしたいとつくづく思いました。
今分割と言いますが
それではあの時統合したのは読みの浅い過ちだったという事になります。
莫大な予算を使って統合して失敗だったのだから
誰かが責任を取るべきでしょう。
大矢前監督の責任よりははるかに大きいはずです。
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