千代大海が関脇に陥落します。
来場所10勝以上で返り咲ける最後のチャンスに賭けるそうです。
マス・コミは総じて晩節を汚したとの辛口評価です。
昔、野村捕手が監督を解任された後
「生涯一捕手」と言って球団を変わり
控えの捕手となったのを思い出します。
ボクシングの辰吉も何度もチャレンジしています。
こういう姿をどう捉えるかはやる側の自由だと思います。
但し伝統を重んじる大相撲では難しいかも知れません。
同じ大分県出身の大横綱双葉山の引き際は立派でした。
隣県の佐田の山は連続優勝した翌場所、
序盤で負けてあっさり引退しました。
これは横綱の美学と言えるでしょう。
千代大海と師匠の千代の富士の判断が
これだけ批判されたら少し擁護してあげたい気もします。
つっぱりだけでここまできたのはとても立派でした。
来場所10勝して復活できたらそれこそ立派ですが
それは至難の業でしょう。
怪我で実力が出せずに負けるのなら
怪我が治れば復活できますが
怪我だけでなくどう見ても体力が衰えています。
来場所は応援しようと思います。
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