晩節

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

千代大海が関脇に陥落します。

来場所10勝以上で返り咲ける最後のチャンスに賭けるそうです。

マス・コミは総じて晩節を汚したとの辛口評価です。

昔、野村捕手が監督を解任された後

「生涯一捕手」と言って球団を変わり

控えの捕手となったのを思い出します。

ボクシングの辰吉も何度もチャレンジしています。

こういう姿をどう捉えるかはやる側の自由だと思います。

但し伝統を重んじる大相撲では難しいかも知れません。

同じ大分県出身の大横綱双葉山の引き際は立派でした。

隣県の佐田の山は連続優勝した翌場所、

序盤で負けてあっさり引退しました。

これは横綱の美学と言えるでしょう。

千代大海と師匠の千代の富士の判断が

これだけ批判されたら少し擁護してあげたい気もします。

つっぱりだけでここまできたのはとても立派でした。

来場所10勝して復活できたらそれこそ立派ですが

それは至難の業でしょう。

怪我で実力が出せずに負けるのなら

怪我が治れば復活できますが

怪我だけでなくどう見ても体力が衰えています。

来場所は応援しようと思います。