奥入瀬川

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津波が日本に到達した日曜日、

東北のおいらせ町で町長選挙が行われていて

津波の影響で投票中止になったとニュースで知りました。

私が興味を持ったのはその町の名前「おいらせ町」です。

奥入瀬川と言えば小学生の時読んだ

和井内貞行の伝記でヒメマスの養殖に取り組んだ舞台として

十和田湖と共に登場してくる川です。

一度も行った事はありませんが子供の時から知っている地名で

とても親近感があります。

平仮名の地名からして平成の大合併でできた町名だと思いますが

何故平仮名なのかなと感じてしまいます。

和井内貞行と言う偉人のお陰で

日本中に有名になった奥入瀬川の文字を読めない人は少ないと思います。

他にも色々理由があって平仮名地名になったのでしょうが

私個人としてはとても残念です。

平仮名地名に関して調べてみると

合併する町通しの摩擦を避けるとか

柔らかさや新しさ、イメチェンなど色々あるようです。

漢字に固執する人間は保守的だとの考えもあるようです。

そこまで言われても私は「さいたま市」よりは「埼玉市」

「おいらせ町」よりは「奥入瀬町」のほうが良いと思います。

瀬戸内海を渡った香川県にも「さぬき市」「東かがわ市」があります。

岡山県にできた「赤磐市」や「瀬戸内市」が

「あかいわ市」や「せとうち市」にならなくて良かったと思います。

余計なお世話でしょうが...............。