越王台

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私得意の頂き物です。

越王台.JPG

中国土産の紹興酒ですが「越王台」と書いてあります。

折角ですから意味を調べて見たら

越王台と言うのは紹興市内にある越王・勾践が築いた都の跡だそうです。

勾践の名前で思い出すのは太平記の児島高徳です。

有名な「天勾践を空しゅうすること莫れ 時に范蠡無きにしも非ず」

(天は勾践を見捨てない、時がくれば范蠡のような忠臣が出て助けてくれる。)

私たちの時代ではそうでも無いけれど

戦前は小学校で教えていたと親から聞いたことがあります。

范蠡は呉に敗れた勾践を助け、呉を滅した忠臣です。

南北朝時代、児島高徳が捕らわれの後醍醐天皇に、

自分の志を示すため桜の幹に書いたという詩です。

紹興市の紹興酒、越王、後醍醐天皇、

色んな事を思い描きながら 

ちびちびと飲むつもりです。