マス・コミ共通の敵

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テレビ、新聞を見ていて思うのは

本当に菅さんを批判しすぎるくらい批判する事です。

野党時代に激しく他人を攻撃し

官僚からも質問提出が遅くて嫌がられていた

彼の人徳の無さがなせる業かも知れませんが

そこまで無能には見えません。

ねじれ国会の上、与党内にも反対勢力が多い中で

自分の思う通りには誰がやってもできないと思います。

自民党政権の時には左のマス・コミは批判しますが

右のマス・コミは支持していましたし

財界も当然応援していました。

民主党政権は右からも左からも批判されます。

なおかつ以前から女性に不人気だったので

マス・コミも安心してぼろくそに書けます。

(女性を敵に回すと碌な事がありませんから)

良いことをすればパフォーマンスだ、人気取りだと言われます。

批判するときには代替案を出してから批判すべきです。

過ぎたことをああすれば良かった、こうすべきだったと言うのは無責任です。

原発事故も東電と政府の責任だと批判し続けていますが

国民の殆どが容認していました。

こんな危険性を開示していなかったと言いますが

放射能の怖さは誰もが知っていて

今回のような事は誰も予想していませんでした。

誰もがびっくりするような事が起きたのに

何で対策をしていなかったと怒るのは道理に反しています。

昨日もニュースを見ていたら女性アナウンサーがぼろくそに言っています。

浜岡原発を停止するよう要請を出したのを

自分で決めず中電に丸投げしていると言いました。

解説者が立場上要請しかできないと擁護しました。

するとこんな重要なことを勝手に決めるのは独断専行だと言います。

解説者はリーダーシップが無いと言われている菅さんが

良く決断したと評価していました。

そして今朝の新聞を見ると見出しで

電力の安定供給には国も責任ができたと書き

記事で人気挽回のために停止を言ったと書いてあります。

今日のラジオでも批判していました。

電力不足になることを何も考えずに

ただ人気取りのために停止を要請したとの事です。

停止を要請しなかったら逆に批判するはずです。

毎日こんなに政府の無能さを国民に刷り込むのですから

支持率が下がって当然で

下がったら又大騒ぎします。

震災直後の被災者の冷静で謙虚な態度を世界中が褒めていると

マス・コミは何度も伝えていましたが

政府のやることを何でも悪く書くマス・コミの性格には嫌になってきます。

権力者の行動を監視し、警鐘を鳴らすのは

マス・コミの重要な責務ですが

今のマス・コミが国民のためになっているのか疑問を感じてしまいます。