筒井康隆

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筒井康隆と言えばドタバタナンセンスだと

顔をしかめる方もおられると思いますが

彼はもちろん有能なSF作家です。

SFというジャンルをここまで高めるのに貢献した一人と言えるでしょう。

40代以上なら誰でも知っている”時を駆ける少女”も彼の作品です。

私が最初に読んだのは学生時代の”心狸学 社怪学”でした。

馬鹿馬鹿しいけど何かそれだけではすまないものを感じました。

又、最近ではマス・コミによる言葉狩りに激しく抵抗し

気骨のあるところを示しました。

”旅のラゴス”や”文学部唯野教授”はお薦めです。