小田実さんが亡くなられました。
また一人日本の良識がいなくなりました。
小田さんがベ平連を結成した時私は小学生でした。
その当時の大人(親や教師)はその事の意義を教えてくれませんでした。
NHKも今よりもっと保守的でした。
全学連は悪だというレッテルを貼り、
ベ平連も同類項でした。
あの頃、学生運動はすごく非難されていました。
親のすねかじりが、社会に出たことが無いひよこがと............。
でもその運動が下火になり学生になった私は
あの頃の学生のほうが数段立派だったと思いました。
今振り返ってみてもその考えは変わっていません。
私が行った大学は当時、学生運動が激しいと言われた中のひとつでした。
わだつみの像の破壊、”二十歳の原点”の作者、高野悦子の自殺等。
でも私が入学したときそのすべての痕跡は消えており
自治会はミン○イが牛耳っていました。
ミン○イの大した知識も思考力も無く共産かぶれした学生たちに反発したものです。
ミン○イの存在を否定はしませんが
あの金太郎飴のように同じ言葉で同じ意見を言う彼らに
ひとつも共感は感じられませんでした。
考えてみれば今の北朝鮮のように
同じ教科書で同じ事を教わっていたのでしょう。
ミン○イについての後日談はまた明日お話します。
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