綿矢りさの”蹴りたい背中”を読みました。
古本屋で105円で買いました。
びっくりしました。
19歳の作品です。
内容は19歳にしか書けないでしょうが
文章力、表現力は19歳では書けないでしょう。
今時の若者の一部は凄いものを持っています。
昔から逸材はいましたが今の逸材とは情報量が違いすぎます。
近くは庄司薫(あまり近く無いかも)、古くは倉橋由美子、大江健三郎たちに
今の情報量があればどんな作品を作っていただろうと思ってしまいます。
四国の山奥で育った大江健三郎は本を手に入れることすら大変だったでしょうから。
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