佐々岡投手引退

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又一人素晴しい選手が去ります。

前にも書いたように広島カープは貧乏球団です。

他球団に比べて皆安い年棒で働いています。

あの有名な大野投手も辞める頃1億円でした。

巨人なら3億円もらっているでしょう。

そんな球団で佐々岡はFAを使いませんでした。

彼について書いた中国新聞の記事です。

入団1年目の1990年から18年。積み上げた勝利は球団史上4位、セーブは2位、登板試合数は3位、奪三振数は2位…。カープの屋台骨を支えた輝かしい成績が並ぶ中で、球団1位の記録だけはない。それは佐々岡が投手としての「わがまま」を通さなかった野球人生を物語っている。

 先発で100勝、抑えで100セーブの到達は佐々岡と江夏豊だけ。江夏は晩年、抑えに専念したが、佐々岡は先発や抑えも何度もした。チーム事情に振り回され、常に従った。「抑えをやらなければもっと勝てたのでは」との声に反論する。「チームが勝つのが一番よね」。チームを優先する優しさは、時に頼りなく、逆に魅力だった。

 98年は取得したフリーエージェント(FA)権を行使せず、「大好きで入った球団」と早々に残留を宣言した。

本当にお疲れ様でした。