終戦

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終戦記念日の特集を見ていると考えさせられます。

作家の上坂冬子さんが敗戦を聞いたとき

「えっ、どうして神風が吹かないの?」

と思ったと言うのを聞いて教育の怖さを感じました。

先日東条英機のメモが発見されたとのニュースがありました。

その内容は強硬そのもので

「新型爆弾に弱気になる腰抜けども」というような蛮勇です。

彼の孫娘というのが時々テレビに出て

東京裁判の理不尽さを説いていますが

東条の親族をそういった場に出すべきではありません。

東条こそ多くの日本人の命を奪った所謂非国民です。

親族に責任はありませんが

東条を擁護し賛美しようとする姿は許しがたいものです。

日本は中国と違い言論の自由が守られていますが

ああいう意見はともすればナショナリズムを刺激し

ファシズム台頭の芽となり得ますから

識者の適切なコメントを同時に出す必要があります。