NHKのクローズアップ現代で
韓国が北京五輪の野球で優勝した原因を分析していました。
韓国は国挙げての体制を整えた事もありますが
野村監督のID(インポート・データ)野球を取り入れたことが大きかったようです。
ゲストの野村監督の話は興味深く聞きました。
昔の野球は”打つ、投げる、守る”の優れた方が勝つものでした。
そこに野村監督は頭を使って勝つという新しいシステムを考えました。
韓国の監督が日本で修行していたとき
日本のスコアラーなどの分析力は素晴らしいけれど
それをコーチや選手が使いこなしていないと感じたそうです。
そこを韓国は見事にクリアーしました。
今の日本のプロ野球の現実はどうでしょうか。
五輪よりも目先の収益の方を優先してシーズンを続け
メジャーを目指す若者がいれば
自分たちの魅力が無いことは棚に上げて
いじめのようなルールを作ろうとし
最高レベルの選手を掻き集めても日本一になれないような監督を
スポンサーの意向で日本代表監督にしました。
前述の”打つ、投げる、守る”の優秀な選手で勝とうという
韓国の逆のことをしているチームの監督です。
これで人気が出て強くなったら奇跡です。
野村監督は4番打者とエースを決めて後は枝葉だと言いました。
監督の方が目立つようでは駄目なんでしょう。
マス・コミも星野ジャパンだ、原ジャパンだなどと騒がず
全日本と報道してもらいたいものです。
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