毎日車に乗っている時間はラジオを聴きます。
地元の放送局は面白くないので
関西の放送局を聴いています。
面白い番組が多い中でただ一つ嫌なのは野球の話になったときです。
あまりにも阪神を褒め称え上げるからです。
別に嫌いだったわけではありませんが
第三者として聴いていると少しおかしいと感じてしまいます。
阪神ファンは押しなべて巨人をけなします。
「金の力で選手を集める。」と批判します。
でも私から見れば程度に差はありますが
どちらも同じことをしているように見えます。
横浜の三浦投手がFA宣言をして
「残るか出るかまだ半々です。」
と言っているのに大阪の放送ではすでに獲得した気分のようです。
横浜が精一杯の金額を呈示したのに
阪神はそれを上回る額を出すと嬉しそうに言っています。
全く巨人と一緒です。
弱かった頃の阪神が巨人と対戦するときにはいつも応援していましたが
金本、シーツ、新井を獲ってからはやめました。
阪神ファンに一言言わせてもらいます。
「人の振り見て我が振りなおせ。」
甘木(あまぎ)直人(なおひと)
>「人の振り見て我が振りなおせ。」
子供の頃から思っていたのですが、他人の良い振りを見ると自己弁護を始める人が多いように思います。他人の(良い)振りを見ても、我が(悪い)振りを直さないばかりか、あれはおかしなことだと嘘を付いてでも、良い振りをする者に難癖を付けて自分への非難を避けたがる人が多いように思います。
食事の作法ですと、「食事は楽しく」と自己弁護しながら、周囲が楽しくなくなる卑しい食べ方をするなど、良い振りは既に周囲にあふれていて知っているのに、意図的な下卑た行いを続けて我を張る。
他人の悪い振りを見て、我が悪い振りを直すというのは、前提として、社会に最低一人は悪い振りをする者が必要とされる状態です。どうかすると、誰々もやっているという言い逃れを許すことになります。
他人の良い振りを見て、我が悪い振りを直すというのであれば、下卑た反面教師などの存在意義は永久に必要ありません。「悪い」行いに対する言い逃れをさせる余地もありません。
球界にそうした球団があれば良いのでしょうが。
渡辺
いつもながら見事なご高察恐れ入ります。