昨晩は異業種の経済勉強会でした。
色んな話がありましたが興味深かったのは
製造業の行く末です。
現在の不況の要因ともなっていますが
従前の技術が存在し得なくなってきているようです。
その為に実体経済では無いファンド投資などが盛んになっていますが
世の中の風潮はまだまだ額に汗をしない仕事を批判します。
でもそれを声高に批判している人は
額に汗しない評論家や政治家ですから面白いものです。
自動車産業にとって電気自動車は脅威となりそうです。
今までは研究に研究を重ねたエンジンを使っていた為に
この業界への新規参入はほぼ不可能でした。
ところが今後技術開発が進み
電気自動車が主流になるころには
現在の電気製品のように
無名メーカーの参入もできるようになると思われます。
IC制御による自動車は扇風機やエアコン製造と
何ら変わらない商品となり得ます。
デジカメにカメラ業界と電器メーカーが競合したように
今後ソニー製やパナソニック製の乗用車が登場するかも知れません。
そうなると寡占状況の中で100万円以内で製造した車を
300万円を越える価格で販売してきた世界一の優良会社などが
存続の危機にさらされる時代が来ないとも限りませんね。
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