セコロジー

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日曜日朝の「がっちりマンデー」を面白く見ていますが

中でも時々あるセコロジーが好きです。

セコい節約術を披露するものですが

あまりのセコさに笑ってしまいます。

昨日のトップセコはカップ焼きそばの作り方でした。

3分で湯を捨てずに10分置いておくと麺が湯を吸って

量がすごく増えると言う物でした。

以前聞いたのはマクドナルドでコーラを注文するときに

「氷無しで。」と頼むと量が増え

それを只で頼んだ水の氷で冷やすと言う世界中で使えるセコロジーでした。

私がやったセコロジーは学生時代の物がトップです。

休み明けに京都の大学に戻るとき

暇が充分あるから鈍行で行ったり

新幹線で行くときも新大阪まで行って

そこから阪急で京都に行って安くあげていました。

ところが春だけは違いました。

京都まで新幹線で行きしかも特急代は只でした。

それは当時の国鉄労組が毎年やっていた

春闘による順法闘争のおかげでした。

当日のダイヤは滅茶苦茶に乱れ2〜3時間遅れになりました。

普通の人はできるだけその日を避けるものですが

私はその日を狙って指定券を買いました。

そして指定券の時間頃駅に行き

乗客でごった返すプラットホームで

遅れてきた列車にどれでも良いから乗って

ぎゅぎゅう詰めの中で京都まで立って行くのです。

若いから1時間半位立って行くのは平気です。

その頃国鉄の規定で特急列車が1時間遅れると

特急料金は払い戻しになっていました。

そして京都に着くと料金精算口に行き

指定券を出すと全額払い戻してくれました。

つまり普通運賃だけで京都まで行けたのです。

こういう事をする者がいたから

国鉄は大赤字になって民営化されたのかも知れません。