昨日は福山の実家に行き
親を連れてホームセンター、食品スーパー、ドラッグストアーと回りました。
ドラッグストアーのレジで社員の名札がふと目に入りました。
フルネームが書いてあり○木常代さんです。
常代と言う名前は珍しく高校時代の同級生にいました。
彼女とは15年位前に電話で話をしたことがありますが
薬学部を出てご主人と一緒に薬局をしているはずです。
でも思わず旧姓で呼びかけてしまいました。
「春○さん?」
するときょとんとした顔で「はい。」と答えました。
「渡辺です。」と言うと
「あー。」とわかってレジから出て来ました。
聞くと8年前にご主人を亡くされて店を辞め
今はこの近くに住んでここで働いているそうです。
薬剤師という資格はこんな時役に立ちます。
お互いの近況、子供の事、友人の事など話しましたが
彼女は仕事中なのでそこそこに切り上げました。
彼女は日曜日が仕事の為、同窓会にも来ていなかったので
会うのは33年ぶりです。
私が社会人1年生の時、
広島の職場に友人と2人で訪ねてもらって以来です。
名札にフルネームが書いて無かったらわかりませんでした。
地元に住んでいたらこういう出会いは度々あるんだなと感じてしまいました。
でも室生犀星の詩のように
「ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの」
なのかも知れませんね。
コメント