達者

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府中市の親戚が新盆なので母親と行きました。

ここには98歳のおばあさんがいます。

とても元気で会話もしっかりしていて

背筋もぴんと伸びています。

毎日漢字の書き取りをしているそうです。

見せてもらうと小さな字でびっしりと書いてあり

行間に赤字で覚え書きもしてあります。

そして少し耳が遠いので(普通に会話ができるのですが)

テレビよりも本を読んでいるとのことです。

その本とは月刊の文芸春秋でした。

この字が眼鏡無しで見えると言います。

私よりもはるかに上です。

そのおばあさんが先日高台にある墓の掃除に行って足が痛くなり病院に行きました。

付き添いの叔母が病院で状況を聞かれ墓掃除に行ったことを話したら

その先生は次のように言ったそうです。

「普通ならあっちにいて掃除をしてもらう方なのに

無茶をさせてはいけません。」

帰ってからおばあさんに先生が何を言ったか聞かれ

その通りには言えないので

私が怒られたとだけ言ったそうです。