アイスコーヒーの作り方 その1

アイスコーヒーの作り方には色々あります。

大きく分けると水出しと熱湯で普通にドリップするやり方に分かれます。

最初に普通にドリップする方法について書きます。

これにも2通りあって普通にドリップしてから冷ますのと

サーバーに氷を入れてのやり方に分かれます。

私は後者ですと どうしても水っぽくなるようで前者のやり方をお薦めしています。

先ずアイスコーヒー用の粉を用意します。

これはホットコーヒーよりも深く煎ったものを細挽きして下さい。

それによって苦さとコクが出ます。

ではその作り方ですがハンドドリップでもコーヒーメーカーでも結構ですから

作れる容量いっぱい一度に作ってください。

(アイスコーヒーは保存がききますから。)

家庭のコーヒーメーカーだと5杯用が多いと思いますので

一度に5杯作りましょう。

(5杯と言ってもアイスコーヒーは飲むグラスが大きいので

4杯位になるかも知れません。)

やり方はホットコーヒーと同様、ドリッパーに粉をセットしますが

ホットコーヒーよりも人数分プラス1杯多めに入れてください。

理由はアイスコーヒーの粉は深煎りしてあるために

体積が膨らんでいるからです。

浅煎りした豆はカリタのメジャースプーン1杯で12gありますが

深煎りした豆は8g位しかありません。

後はスイッチを入れて普通に作ります。

出来上がったらそれを急冷させます。

急冷させるほど香りが逃げません。

麦茶を冷やす要領でボウルに水を張って冷やしますが

氷があれば水に氷を入れたらより速く冷やせます。

冷めたらそれをペットボトルに入れて冷蔵庫で保存してください。

1週間程度は味も変わらずおいしく飲めます。


余談ですがアイスコーヒーは当然信頼できる店で買ってください。

アイスコーヒーの粉は深煎りするため

豆本来の味が出にくく

低級豆でごまかす店が意外と多いのです。

苦味を出すためにロブスタ種をふんだんに使って深煎りすると

原価は安くつきますが飲んだ後の爽やかさは無く

水を飲まずにはいられないような後味の悪さが残ります。

当店のアイスコーヒーはブラジルサントスとコロンビアを

メインに使って焙煎した自信作です。

是非一度ご賞味ください。