これは本当だと私の父親が言っていました。
昭和20年代のことですが隣家が火事になり両親は大慌て。
父は傍らにあったミシンをぐっと持ち上げ外に飛び出しました。
(その頃のミシンはすごく重く値段も高く嫁入り道具の1つでした。)
父はミシンを持って庭を走り、
そこにあった溝を飛び越え無事安全な場所に置いたのです。
幸い火事は小火(ぼや)で終わり持ち出したものを家に戻そうとして愕然としました。
何とそのミシンが持ち上がらなかったのです。
そのミシンは今でも両親宅にありますが確かにずっしりと重く、
持ち上げて走るなんて若い頃の私にも無理でした。
人間、金がかかると強いですね。
伸城 石田
わざわざ行ったわけではなく、印刷会社へ行った帰りでした。でも聞いて奇遇です。1度2人で呑み会しないとだめですね。