京都で面白いバイトに時代祭がありました。
京都では町内会毎に各時代を担当し、その時代の衣装を保管しています。
祭りの当日、私は友人と一緒に指定された公会堂に行き、
衣装をつけました。
私達は鎌倉時代にあたり、
私は足軽の姿に、友人は武将で鎧甲をつけました。
友人は衣装が重いと不平を言っていました。
こんな格好で足が痛くなるわらじをはいて4.5kmも歩くのですから大変でした。
私は友人より運が良かったと思いながら歩いていると、
白人の女性がカメラを持って声をかけてきました。
私はサービスでそちらを向きポーズを取ると
その女性は眉間にしわを寄せ、手で追い払うようにします。
彼女の視線を追い振り向くとそこには鎧甲の友人がいました。
私はすごすごと場所を離れました。
伸城 9611
町内ごとに時代を担当しているなんて知りませんでした。