試験監督官

大学3年が終わるとき、春休みに早稲田の友人のところへ遊びに行くことにしました。

ある日大学でアルバイト情報を見ていたら

入試の東京会場の補助が出ていました。

日程をみたらぴったりです。

早速応募しました。

東京に行って友人に翌日のバイトの話をしたら

彼もやりたいと言います。

担当者のいる旅館に電話をして頼んでみることにしました。

すると担当の人が大喜びでOKしてくれました。

聞けば立命館に東京からくる学生は少なく

バイトへの応募も少なかったので人手が足りなかったそうです。

翌日会場の拓殖大学へ行き、仕事内容を聞いてびっくり。

なんと試験監督だったのです。

本当に人手不足だったようです。

50人くらいの教室の監督を一人でやらされました。

別の年に京都でやったときは会場案内程度の事だったので

こんな事をしていいのかなという感じでした。

受験生も監督官がまさか学生だとは夢にも思わなかったことでしょう。