再び惻隠の情

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昨日、惻隠の情について書きましたが

どこかの国の首相が

自分の仲間の疑惑を擁護し続け、

その判断ミスに依って自殺し、

野党からこの際 喪に服す意味で

野党に不利な審議をストップさせようと提案されました。

政府がこれを拒否したら野党は

葬儀の日も国会を日程通り実施すると切り返した為

首相は葬儀に出席出来ませんでした。

その時首相の口から

「野党は惻隠の情を見せるべきだ。」

との言葉が出ました。

私は違和感を感じました。

この言葉は情をかけられる側が使う言葉ではありません。

難しい言葉を敢えて使うとボロが出るものです。

でも「まさに.......」が口癖の人がよくこんな言葉を知っていたと少し感心しましたが

最近話題になった”国家の品格”という本に書いてあったんですね。

私は今のベスト・セラーは読まないので知りませんでした。

今話題の本を読むよりは何年か経って世間の評価が一定し、

それでなおかつ良書といわれるものを読んだ方が良いと思います。

国家の舵取りをする人が流行に流されないように.............。