二千円札

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今では殆ど見かけなくなった二千円札です。

たまにお釣りでもらうとまるで

”トランプのばば抜き”でジョーカーがきたような気分になります。

発行前から色々疑問視されていました。

必要とされていない、日本人には馴染まない、税金の無駄使いetc.

そしてすべてを押し切って発行。

もう7年も経つんですね。

先日ラジオで聞きました。

今二千円札は総発行枚数の8割に当たる7億枚が

日銀の金庫で安らかに眠っておられるそうです。

これはどう見ても失敗、いや大失敗です。

これが企業で行った企画なら

その責任者はもうその会社にはいられないでしょう。

でも二千円札で誰かが責任を取ったという話は聞きません。

総責任者は死んで銅像が建ったようです。

娘はその七光りのみで議員になり税金で生活しています。

議員になった時、記者から少し突っ込んだ質問をされ

「これから勉強していきます。」と答えていました。

勉強してから立候補してほしいものです。

でもまあ選ぶ人たちがいたのだから仕方ないことかもしれません。

以前ある大きな無駄使いをした官庁の当時の責任者に

インタビューをしているのを見ました。

責任を追及する記者に向かい

「組織としてやったことで何故個人が責任を取らなければいけない。」

と、怒って言い返していました。

この国の将来は明るく美しいようです。