眉唾

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昨日は異業種の会合がありました。

色んな業種の人がいるから

専門外の話が聞けて為になります。

今回はデジタル放送の仕組みについて詳しく教えてもらいました。

色々話をする中で面白かったのは

同じ話を聞いても受取り方が人によって違うと言うことです。

それも180度違っていました。

あるコンサルタントの話を聞いたことについて

一人が婉曲につまらなかった旨を言いました。

そのニュアンスがわからなかった別の人が続けて

その話に感心したと言いました。

まあ受取り方は千差万別で良いと思いますが。

私は会社勤めをしていた頃、

経営改革のプロジェクトチームに属し

東京から月に1回コンサルタントが来ての勉強会をしていました。

そのコンサルタントは前日夜、新幹線のグリーン席で来てホテルに泊まります。

翌朝社員の一人が迎えに行き朝から勉強会が始まります。

昼食はそれなりの店にお連れし4時になったら終わりで

又新幹線のグリーン席で帰られます。

旅費、宿泊費、食費はもちろん会社持ちで

それ以外にその6時間の勉強会に払う費用は30万円でした。

彼は知識を小出しにしながら長く続けようとしているように思えました。

その勉強会に出ていたのは4人でしたからすごく高価な勉強会でしたが

2年やっても効果らしい効果はありませんでした。

そして会社が経費の見直しをしてそこで終わりになりました。

おかしなものです。

私はあまりこういうコンサルタントの話を信用しませんが

会社の姿勢に疑問があります。

得てして会社は業績が好調なとき大金を使ってコンサルタントを雇い

悪くなると最初にその経費をカットします。

コンサルタントを入れることが有意義だと思っているのなら

本当は悪いときこそ必要なのではないでしょうか。

コンサルタントに限らず宗教家でも評論家でも

金にうるさい人の話は眉に唾をつけて聞いたほうが良いと思います。