和菓子屋の先代社長は頭が良く計算は上手いけれど人望の薄い人でした。
それでも高度経済成長の元、和菓子屋の業績は順調に伸び
会社は安泰でした。
社長は長男が社長業に向いていないと判断し
次男に継がせようとしましたが
次男の病気のため止む無く長男を後継者に決めました。
そして長男はついに社長となりましたが
父親の時とは状況が大きく変わり激動の時代となっています。
ところが性格的には短気で すぐ周りに当り散らすのですが
肝心なことを決められない性格で何一つ具体策を実施できませんでした。
そして会社はどんどん傾き始めライバル会社に顧客を奪われだしました。
その為社員の給料を減らすことになり社員が不満を言うと
「仕方ないんだから色々工夫して生活しなさい。」
と平気で言い ますます社員の反感を買うのでした。
社員はこんな社長では駄目だと気付いているのですが
本人はやめる気はないようです。
何がしたいわけでも無い様なのですがいつまで居座るのでしょうか。
会社がどうにもならなくなる前に
最初で最後の英断でやめてもらいたいものです。
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