目論見違い

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

どうせするなら早くした方が良いということを感じました。

早くすれば賞賛されたかも知れないのに

遅いために嘲笑されます。


岡山県の財政は破綻寸前になっています。

このままでは2011年に財政再建団体に転落するそうです。

勿論 二期やってきた今の知事に責任がありますが

その前にやっていた知事がとてつもない公共工事で

この赤字財政の揺るぎない基礎を作ってくれました。

そして先日現知事が財政立て直しを宣言し

職員の給与1割カットを発表しました。

職員の反発は当然あるでしょうから

知事は自らの退職金のカットも発表しました。

これで皆もある程度納得してくれると思ったのでしょう。

その退職金ですが知事を4年間勤めて4334万円あるそうです。

それを自ら20%カットして3467万円にするとのことです。

これで皆が納得すると思うのが

もう庶民とは意識が相当かけ離れている証拠です。

案の定議会、職員、マス・コミから大反発です。

その為翌日、知事は全額返上を発表しました。

全額とは少し可哀想な気もしますが

知事は完全に対応を誤りました。

最初に自分から全額返上と言ったら皆感心して

評価はぐっと上がったはずです。

それを職員の給与を約1割カットすると言って

自分は3500万円もらおうとしました。

東大卒で官僚出身の秀才ですがこういう勉強はしなかったようですね。