渡辺珈琲のコーヒーブログ2008～2009

たまにはウイスキーを飲もうと思い

酒屋の洋酒コーナーを見ていました。

私が若かった30年前とはまるで別の世界です。

それは値段がです。

その頃は日本の洋酒メーカーを守るためだったのか

輸入ウイスキーには高い関税がかけてあり

私に飲めるのはサントリーのホワイトで確か８５０円でした。

そして少しリッチなときには通称ダルマと呼ばれる

オールド、２３００円を飲みました。

更に贅沢なのはリザーブで

これはあまり飲んでいないから定かではありませんが３６００円だっと思います。

ところが今、あのころは高嶺の花だった

ホワイトホース、カティサークなどが千円しません。

1万円したジョニ黒が２２００円です。

私が最初にロサンゼルスに行った時

大阪空港の免税店でジョニ黒を３千円で売っているのを見つけ

それを買って機内で感動しながら飲んだものです。

色々陳列棚を見ていてホワイトホース９８０円を買おうかと思ったとき

ふと目に付いたのがカナディアンウイスキーのクラウンロイヤルです。

これには思い入れがあります。

昭和５５年、新婚旅行で訪れたまだ半分外国だった沖縄の免税店で

販売員に勧められて買った６本（一人３本までが免税です）の中の１本が

クラウンロイヤルでした。

カナダのシーグラム社の代表的なウイスキーでその頃５千円は下りませんでした。

帰ってもなかなか飲むことができず

相当経ってからチビチビと飲んだものです。

そして平成元年に行ったロサンゼルスで

宿泊したハリウッドルーズベルトホテルの１階の隅にあったバーで

再会したのがそのクラウンロイヤルでした。

私は下手な英語でそれを頼みじっくりと味わいました。

その時に隣に座っていた人がナッツを食べていたので私もそれを頼んだら

バーテンダーはナッツが入ったボウルの中にワイングラスを突っ込み

ワイングラスに並々とナッツを入れて渡してくれました。

それで日本円で２００円程度でした。

老舗のホテルのバーでこの価格というのは信じられませんでした。

そして食べる量も多すぎます。

戦争に負けたのも当然だと思ってしまいました。

そのクラウンロイヤルが何と１６８０円で売られています。

思わず買ってしまいました。

昨日は休肝日でしたから

今日晩思い出に浸りながらグラスを傾けることにします。

私が普段飲む酒は

発泡酒と本格焼酎、日本酒です。

どれが一番好きかと聞かれても

シーズン、体調、気分で違いますが

世間の平均よりは日本酒にウエートがかかっています。

冬場の熱燗は最高です。

日本酒を飲まない人は本当の日本酒に出会ったことが無いからではと思っています。

価格はＣＭ代が殆どで中身は醸造アルコールだらけの

大手の酒を飲んだらおいしいと思わないのは当たり前でしょう。

売り上げがどんどん落ちている酒蔵は危機感を持って

おいしい酒を安価で提供してもらいたいものです。

岡山市は今、回転寿司戦争が起こっているようです。

近くにどんどん新しくできています。

１０年前から考えたら１km圏内に７店舗ができたり無くなったりして

今も５店舗が激戦を繰り広げています。

もっと離れた所に作ったら良さそうですが

この戦術はスーパーもよくやる手です。

既存の店は好立地を考えて作ってありますから

その近くも当然好立地です。

下手に少し離れた場所に作ってもそこが良い場所でなければ

集客は難しいからです。

そしてすぐそばに作って、

価格や鮮度で勝てば相手を撤退させる事も可能です。

寿司店はチラシ合戦をやっています。

近いうちに何処かの店舗が消えてなくなるんでしょう。

配達で月に２回行くＡ社は大きなビルの中にあります。

そのビルは財団法人となっていて

その関係からだと思いますが

そのビルの警備員はどの人も公務員のＯＢのように見えます。

その警備員ですが私の見る限り何もしていません。

通用口に２〜３名いますが

そのビルに入っている会社の社員が通っても

私のような部外者が通っても何も言いません。

圧巻は駐車場にいる警備員です。

私が今まで何百回も通っていますが

行動は２つしかありません。

寝ているか週刊誌を読んでいるかです。

さぞかし週刊誌代がかかるだろうと余計な心配をしてしまいます。

ところが今日は様子が違いました。

手にボールペンを持って何かしています。

仕事をする時もあるんだと思い直したのですが

近くに行ってその考えは間違いだったとわかりました。

その人が一生懸命やっていたのは漢字パズルでした。

こういうのは事業仕分けできないものでしょうか。

最近高齢者を狙った詐欺や

悪質商法が増えているそうです。

こういうことは許せませんが

私の母親があったのは笑える話です。

母親がコイン精米機に行ったときの事です。

一人のおじさんが先客で精米していました。

そのおじさんは自分の米の精米が終わると

母親にまだ動いている機械を指して

「まだ動くから早ー入れー。」

と言いました。

母親は慌てて米を入れるとそのおじさんは

「はい、１００円。」と言って手を出しました。

母親は仕方なく１００円を渡しましたが

そのコイン精米機は１回１００円ですから

そのおじさんは只で精米して

母親は慌てても何の得もありません。

しかもおじさんが立ち去ってすぐその機械は

精米の途中なのに時間がきて止まってしまいました。

母親は機械に１００円入れて最後まで精米し

結局２００円かかったことになりました。

わずかな金の損で助かったと思った方が良いかも知れません。

今日はギフトの配送で走り回りました。

会社にギフトを届けるときいつも思うのですが

受付の対応でその会社のイメージが決まります。

規模の大小に関係なく

愛想良く受け取ってもらえたり

ねぎらいの言葉をかけてくれる会社はとても良い会社に思えます。

逆に無言だったり無愛想だったり

人がいるのに待たされたりするとレベルの低い会社に思えます。

大きい会社でもそういうところがあります。

個人でやっている小さな建設業でそこの主人から

きちんとお礼を言って受け取ってもらいました。

この業者は信用できると思いました。

得意先にだけ良い顔をして

関係無い者には高飛車な態度を取るような会社は

いずれ淘汰されていくように思えます。

年々正月に食べるおせちが気になりだしました。

と言うのも段々飽きてきたからです。

子どもの頃は餅をおいしいと思って食べていましたが

最近はしきたりだから数個食べるという感じです。

数の子が大好きで昔は高価なため少ししか食べられなかったのが

10年前から業務用食品店で大量に買うようになってからは

飽きるくらいに食べ続け

昨年はついに一箱丸々残ってしまいました。

鰤も毎年１匹買いをして刺身、塩焼き、煮つけと食べまくっていましたが

今年は片身にしようかと思います。

やはり普段から贅沢になっているから

有り難味が減っているんでしょう。

数年前、元旦の朝にファミレスが満員なのを見てびっくりしましたが

少しずつ理解できそうな自分に危機感を感じています。

明日は先週に引き続き福山へ行きます。

色んな事が起こるので退屈しません。

退屈どころかちょっと刺激がありすぎる感もあります。

道中、ギフトの配達も数件する予定です。

個人のお宅は平日留守が多いので

どうしても毎回日曜日に配るようになります。

宅配業者のように不在配達票を入れて

再度相手の都合に合わせて持っていくのは無理なので

電話を入れて在宅を確認してからの配達をしています。

お届け先が在宅なのを願うのみです。

遅ればせながら当店も歳暮商戦が始まりました。

と言っても年々規模は縮小されています。

今流行りで言えば縮減、見直しでしょうか。

ニュースで百貨店のギフト売り場も

売れ鈴が３０００円から２５００円に落ちたと言っていました。

歳暮が企業や個人の仕分け対象になっているようです。

廃止と言われるのもそう遠くないように思えます。

一日の作業の平準化ができません。

電話が鳴り出したら立て続けに鳴ります。

そしてぴたっと止まります。

店にお客さんが来られたときに限って電話が鳴ります。

殆ど注文が無い日もあれば

これでもかと重なる日もあります。

本当に人の行動パターンは同じだとつくづく思います。

やはり常識にのっとって生活する人が多いからでしょう。

これが１０年もすると個人差が大きくなって

朝起きる人、昼起きる人、夜起きる人とばらばらになり

私の仕事は平準化されていくかも知れません。