珈琲の豆知識

今日、私の外出中にえみちゃんさんが

コーヒー豆を買いに来られました。

コーヒー豆を数種類とアイスコーヒーを２本買って帰られました。

このアイスコーヒーは当店特製の自信作です。

あまり飲み過ぎないように注意してください。

何故ならこのアイスコーヒーは常習性があり

しばらくすると禁断症状が表れ

ついにはアイスコーヒー依存症に陥る危険な飲み物だからです。(笑）

症状の重さによって価格も変動していくかもしれません。（笑）

冗談はともかく当店のアイスコーヒーは苦味だけを追求しないよう

アラビカ豆をたくさんブレンドして

後味すっきりに仕上げたつもりです。

まろやかアイスで今年の夏を乗り切りましょう。

最近エスプレッソ用の豆が良く売れます。

エスプレッソマシンが家庭に普及してきたようです。

粉で買う方もおられますが豆で買う方が多く

豆から作るマシンがよく売れているのでしょう。

エスプレッソとはイタリア語で「速い」とか「急行」というような意味で

英語のエクスプレスと同じです。

深煎りした豆をパウダー状まで極細挽きにして

そこを蒸気の圧力を利用して湯を急速に通します。

そうやって泡立った苦味の強いコーヒーとなります。

深煎りですからカフェインは少なくなっています。

マシンですと最低でも１万円以上しますが

火にかける物でしたら３千円程度で手に入れることができます。

殆どの方は飲まれていると思いますが

まだの方は是非一度飲んで見られると良いでしょう。

車に乗っていて冷房を入れました。

暑くなってきました。

いよいよアイスコーヒーが動き出します。

一部のお客様は一年中飲まれていますが

これからは大多数のお客様が飲まれる季節です。

当店では作るのが難しいとか面倒だと言われるお客様用に

店で製造したアイスコーヒーを１リットルのペットボトルに詰めて４００円で販売しています。

これがシーズンに入ると１日５０〜１００本売れ、製造に追われます。

出るコーヒーかすも半端じゃありません。

配達も豆よりはるかに重たくなります。

体調に気をつけて乗り切ります。

最近イベントづいています。

先週一度に２つ入りましたが

今週も今日納品と明日納品、更に来週月曜納品と続きます。

イベントにも２種類あり

コーヒーメーカーをお貸しして自分達で作っていただく場合と

当店で作ったコーヒーをポットに入れてお持ちする場合があります。

現地で作っていただく場合は当店のコーヒーをお買い上げ頂き

コーヒーメーカーは無料で貸し出しています。

その手間が面倒と言われる場合は

カップやフレッシュミルク、シュガーなどすべてをセットにして

ポットに入れたコーヒーと一緒にお届けします。

安く上げようと思われるなら自分達で作られたほうがお徳です。

今日は３月２０日から２ヶ月間開催される

「全国都市緑化おかやまフェア」の会場に

コーヒーメーカーを設置してのイベントにお届けしました。

西大寺に大きな会場ができていました。

２ヶ月の長丁場ですがうまくいくよう応援させていただきます。

フレッシュミルクが又値上がりです。

昨年４月に１０パーセントもの値上がりでしたが

１年経って３月から又値上げだそうです。

酪農業者の現状は大変なようですから

仕方無いとは思いますが

店頭売りの価格転嫁がなかなかできないので

経営はますます苦しくなります。

本当に困ったものです。

何か皆が喜べる方法は無いものでしょうか。

スターバックスがインスタントコーヒーを発売するそうです。

景気低迷で店舗の閉鎖が続き

打開策としてネットや量販店での販売です。

インスタントと言っても１杯約１００円程度とやや高めです。

私がコーヒー豆を販売してきて思うのは

レギュラーコーヒーを飲む人と

インスタントコーヒーを飲む人は

別の人だと言うことです。

インスタントコーヒーを飲む人がレギュラーコーヒーを飲むことはあっても

その逆は殆どありません。

一度レギュラーコーヒーを飲み始めたら

たとえそれが低レベルの物であっても

インスタントの味とは大分違うと感じるようです。

スターバックスは新たな市場を開拓しようとしているのでしょうか。

ただし日本での発売はまだ無いようです。

不況で購買意欲が減退し低価格の商品が人気です。

コーヒー豆も店によって、種類によってさまざまな価格があります。

CMを使って大々的に販売しているコーヒーにも低価格なものがあります。

安い原料を使っているから安いとはどこも言いません。

流通コストを抑えたとか生産工程を見直したとか言いますが

実際のところはどうなんでしょうか。

薄利多売の考えから安いのは良いけれど

どうも最も多いのは原料コストを抑えたもののようです。

コーヒー豆は産地によって商品のグレードによって価格が変わります。

ブラジルから算出される有名なサントスにもさまざまなグレードがあります。

大きさからのグレードと欠点豆の比率からのグレードの２種類があって

それらを組み合わせてNo.2-19といった表示になります、

そのサントスのピンとキリでは随分価格が変わりますが

例え最低レベルのサントスを使用しても

「ブラジル・サントス使用」とか「「アラビカ豆１００％使用」

と謳って嘘ではありません。

素人には見抜けない裏の事実があるのは困ったことです。

以前ある人から聞いた話で

「この商品には偽物が横行しているから注意してください。」

という会社の商品が偽物だったことがあるそうです。

その注意を促す会社だから本物だと思う心理に漬け込んだ詐欺です。

本物を見極める目と舌が必要です。

岡山市もゴミ袋が有料になり

皆さんゴミ減量に努力しておられます。

当店でも毎日大量に出るコーヒーかすに苦労しています。

少しなら靴箱等の脱臭に使えますが

毎日出る量は半端じゃありません。

これが売れるものならと何度も考えたのですが

世の中庶民に溜まるものは不要の物と決まっているようです。

ところが最近仲間で貸農園を借りて農作物を作っているTさんが

コヒーかすを欲しいと言ってきました。

聞けば畑に蒔くと肥料になるそうです。

私が喜んで持って行くとTさんは大喜びです。

こんなに二人の利益が一致したことはありません。

本当に肥料になるのかどうかわかりませんが

事実であってほしいものです。

これを読まれた方でコーヒーかすが必要な方は

ご連絡下さればとっておきますよ。

不景気がもろに影響して売り上げが低迷しています。

そんな中で伸びているのはネットでの販売ですが

もう一つあります。

それは地元のスーパーでの販売です。

８年前からあるスーパーの定番コーナーで販売していますが

発売当初はすごく売れました。

ところが１年経ったころからコーヒーの価格競争が始まり

１g１円レベルの安いコーヒーが続々登場し

不況と相まって販売量が落ち込みました。

その後は一部の顧客が支えてくださって

そこそこの売り上げが続いていましたが

昨年末から突然売れ行きが上がってきました。

原因を私なりに考えてみました。

思い当たるのは派遣切り、リストラが騒がれだしたころからで

この時期から消費者の財布の紐が固くなり

コーヒーを専門店で買っていたのがスーパーで買うように変化したようです。

そしてスーパーのコーヒーの中では高いけれど

専門店よりは安い当店のコーヒーが支持されているようです。

早く経済が持ち直して

専門店でコーヒーを買っていただけるようになってもらいたいものです。

電話でベトナムコーヒーを置いているかと聞かれました。

数年前にブームになりましたが今では殆ど聞かれません。

ベトナムコーヒーと言うのは豆の種類では無く淹れ方のことです。

只ベトナムの生産豆は大部分が質の劣るロブスタ種です。

ロブスタ種は殆どがインスタントコーヒーに使われますが

アイスコーヒーなど深煎り豆にも利用されます。

でもあまり配分を増やすとなんとも言えないエグい味になります。

値段が安いのでこれを多用するメーカーもありますが

そうやって作ったコーヒーを飲むと後味が悪く

水を飲まないと気持ちが悪くなります。

話を元に戻してベトナムコーヒーでは

そのロブスタ種を深く煎ったものを使用します。

それをブリキ缶の下に穴が開いたもので濾します。

下に受けるカップには練乳を入れておきます。

そうしてできたコーヒーは苦味と練乳の甘みが相まって

独特の味となります。

これはこれで一つの文化と言っても良いかもしれません。

ただし日本人はすぐブームにして飛びつきますが

飽きるのも早いので定着はしなかったようです。

淹れ方が面白いのですがそれには訳があります。

独特のブリキ缶でドリップするのは

実はペーパーフィルターを使い捨てするほど裕福ではなかったからで

穴からコーヒーの粉も一緒に入ってしまいます。

又、フレッシュミルクで無く練乳を使うのは

冷蔵庫が普及していなかったので常温で保存できる為だったようです。

こういう裏を知ると面白いものですね。