自分が出来ないこと、やらないことを他人には求める人がいます。
ワンマンな社長に多いタイプですが評論家と言ったり言われたりする人にもよく見受けられます。
最もそれをするのが評論家なのかも知れませんけど.............。
子供の頃住んでいた福山には駅前大通りの突き当たりに小さな福山市民球場がありました。
ナイター設備も無いその球場には一年に一度3月に、
広島カープがパ・リーグのチームと一緒にオープン戦に来ていました。
私はカープファンの母親と毎年それを見に行っていました。
それは毎年土曜日にあったのでその日は学校が終わると急いで帰り、
バスに乗って出かけるのでした。
小学校の4年生か5年生か定かではありませんが今でも覚えていることがあります。
その年カープの相手は東映フライヤーズでした。
東映のクリーンアップの一人で背番号10の選手がピッチャーゴロを打ったのです。
その途端、その選手は一塁へ向かって走るどころかベンチに向かって歩き出したのです。
私はびっくりしました。
その選手は
”たかがオープン戦、たかが広島の田舎の観客の前、こんな場所で走る必要は無い”
と思ったのでしょうか。
私は子供心にこの選手は応援したくないと思いました。
その選手はパ・りーグでは有名で私が東映で知っている数少ない選手でした。
その選手ですか?
勘の良い方はもうお分かりでしょう。
日曜日の朝、大沢親分の右に座って色んな人に”喝!”と言って厳しく批判するあの人です。
東映からゴネて巨人に移り、巨人を追い出される時には
「巨人は間違った方向に進んでいる。」
と批判していた人です。
今は少年野球教室を開いているそうですが
ピッチャーゴロを打ったら走らなくて良いと教えているのかも................。
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