見極め

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昨日の新聞広告に不思議なものがありました。

地域版の3分の1を使って大々的にサイクロンクリーナーの販売をしています。

価格が1万円と安く30台限定と書いてありました。

でもそれでは全部売れても売り上げは30万円です。

利益が半分あったとしても15万円です。

それなのにその新聞にその広告を出すには掲載料だけで40万円かかっているはずです。

購買心理をあおるために30台限定と書いているのかも知れません。

ラジオショッピングでもある局で

「これは沢山用意できないので50台に限らせていただきます。」

と言っていたのにその後別の局に変えると

同じ声で同じ事を言っているのを聞いたことがあります。

販売手段の一つかも知れませんが

こういう見え透いた嘘をつく商売には猜疑心を持たざるを得ません。

もっとひどいのには催眠商法などがありますが

消費者は安いと喜ぶ前に

真実を見極める術を磨く必要があるのではと思います。



白血病

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厚労省が原爆症認定基準の見直しをします。

被爆者団体は白血病の発症については

距離での線引きをすべきでないと反発しています。

どちらの意見が正しいかは難しいところがあります。

ところがそんな中、広島の叔母が急性白血病で入院したとの連絡がありました。

叔母は被爆者ですがとても元気で外向的でした。

定期健康診断でわかって即入院、面会謝絶だそうです。

こういう現実を突きつけられると改めて原爆の怖さを感ぜずにはいられません。



河口慧海

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小3の時、親に「12人の探検家」という本を買ってもらいました。

世界中の探検家の話が12話載っていました。

リビングストン、マゼラン、クストー、ヒラリーなど世界的に有名な探険家に混じって

河口慧海の話がありました。

彼は明治時代に日本にある経典に疑問を持ち

その頃、鎖国政策をとっていたチベットに潜入しました。

素性を隠しラサの寺に入り多くの経典を持ち帰ったのです。

そのチベットで今、動乱が起こっています。

第二次大戦後チベットを武力併合した中国がオリンピックを開くのにあたり

今が国際世論に訴える良い機会と思ったのかも知れません。

中国の対応一つで大事になる可能性もあります。

無理な願いかも知れませんがチベットの人たちの気持ちを叶えてあげたいものです。



湯布院

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昨日は大学の先輩と飲みました。

うちのコーヒーを使って頂いている和食の店を言うと

そこで数年前に法事の食事会をしたとの事でした。

本当に世の中狭いです。

わかりにくい場所だったのに説明しなくて済みました。

おまけにご馳走してもらってしまいました。

私が誘って場所まで決めたのに恐縮です。

去年の秋以来の飲み会だったので新しい情報も頂きました。

今月湯布院へ旅行をするそうです。

湯布院は中学の修学旅行で行きましたが良いところです。

朝、目覚めの良い私は部屋で一番に起き

カーテンを開けて外を見ると

朝霧の九重高原が筆舌に尽くしがたい景色だったので

大声で全員を起こしたのを思い出しました。

湯布院という名を聞いただけで40年前の情景を思い浮かべて幸せになれました。



常識

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常識は人によって異なります。

判断も人によって異なります。

道路を渡るとき車が近づいていたら渡るのを待ちます。

車が減速して停まってくれるのを確認できたら渡ります。

逆に自分が車を運転していると目の前を平気で渡り始める人がいます。

こちらが停まらなかったら事故になります。

私が確実に前を注視していて停まると確信しているようです。

どんな人間がどんな性格でどんな状況で運転しているのかわからないのに

良く信頼できるものです。

又、前を横切るときゆっくりと歩く人がいます。

待たせて当然だという感じです。

気配りと言うものは見られません。

こういう言葉は死語になっていくようです。



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雨が良く降ります。

雨の好きな人がいます。

雨が降ると心が落ち着くそうです。

雨の似合う風景もあります。

日本庭園に降る雨はしっくりきます。

京都の苔寺の雨は最高でした。

竜安寺の石庭も雨が似合います。

ハワイで出会ったスコールには風情はありませんでした。

その代わりぴたっと止んだあとのからっと晴れた青空は素敵でした。

でも日常には邪魔なものです。

生活のためには必要なものですが仕事の邪魔をしてくれます。

毎年香川県の渇水報道を見ると雨の有り難味がよくわかるのですが。



究極の寝所

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Sが寝たのは救急車、駅のベンチだけではありません。

究極の場所があります。

彼はK大を1年留年して卒業した後 某製パン会社に就職し、

製造ラインの機械をメンテナンスする部門に配属になりました。

地元福山を離れ広島での寮生活でした。

入社して最初の年末、彼は仲間と飲みに行きました。

そしてそのまま車で帰宅したのです。

すると検問にぶつかり、風船を膨らませたら当然ですが反応が出ました。

車を降りるよう指示され線の上を真直ぐ歩くよう言われました。

酔っていたSは真直ぐ歩けませんでした。

すると警官はテレビでよく見るように

「○時○分、飲酒運転で逮捕する、」

と言ってSに手錠を掛けたのです。

Sはパトカーで警察に連行されそのまま留置場に入れられました。

12月だというのに留置場には毛布が1枚置いてあるだけでした。

Sはその毛布の半分の上に体を置き半分を上に掛けて寒さを凌ごうとしました。

しかし12月の留置場はとても寒く歯がガチガチ鳴り

とても寝ることができませんでした。

朝までの時間がとても長かったそうです。

朝になり足音が聞こえてきました。

出してもらえると喜んだのですが

守衛が朝食を持ってきただけでした。

その朝食はコッペパンと水だけでした。

腹が減っていたSは寒さに震えながら

そのコッペパンを冷たい水で喉に流し込みました。

朝食が終わり小1時間経ったころ守衛がやって来て出るように言われました。

そして鉄格子を出たとたんガチャリと手錠を掛けられ腰紐も着けられました。

このときSは本当に悪い事をしたと思ったそうです。

そして取調室に連れて行かれ調書を取られ

両手全ての指の指紋を取られ正面と左右の写真を撮られました。

そして又留置場に入れられ

身元引受人の上司が昼前に来てやっと釈放されました。

そして罰金、免停を受け、

春には会社で1年間昇給停止の処分も受けました。

同窓会で会ったとき皆から

「前科ものとは話をせん。」とからかわれていました。



オールナイト

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Sは大学受験でまず吹田にある私立のK大に合格しました。

次は姫路にある公立大です。

試験前日、姫路に着いたSは旅館を予約していませんでした。

別に経済的に苦しかったのではありません。

旅館代を小遣いにしようと思ったのです。

Sの目論見は映画館のオールナイトで朝まで過ごそうということです。

受験場の下見が終わったSは駅前の映画館に行き

時間表を見て愕然としました。

オールナイトが無いのです。

オールナイト上映は土曜日しかないのを知らなかったのです。

思案したSは公園のベンチで過ごそうと考えました。

まるでホームレスです。

公園のベンチに座ったSは寒さに根をあげました。

当たり前です。

時期は3月でちょうど今頃です。

一晩ベンチで寝るなんてできるわけがありません。

それでもめげないSは姫路駅の待合室のベンチで何とか朝まで過ごしました。

翌日の試験は当然不合格でした。

彼は私が行った京都のR大も受けていましたが不合格でした。

同じ大学に行かなくて良かったと思います。

明日はSがもっとすごい場所で寝たのを書きます。



救急車

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Sはそれからまだ10分も うだうだとやっていたようです。

そしてふと気がつくと私たちの姿が見えません。

あわてて外へ出ましたがやはりいません。

Sはタクシーを拾い、うろ覚えの私の下宿へ何とか辿り着きました。

しかし当然私たちは帰っておらず鍵がかかっています。

Sは途方にくれました。

しかしここからです。

私たちの時代はまだ生きていくたくましさ、力強さを持っていました。

Sがどうしたものかと考えているとき、

道路向こうの明かりがついている消防署が眼に留まりました。

Sは道路を渡り消防署に入っていきました。

するとそこに緊急出動用の救急車があります。

Sがドアに手を掛けたら鍵はかかって無く開けることができました。

何とSは救急車の中に入ってそのまま寝てしまったのです。

30分くらい経ったとき消防署員がSに気付き起こしました。

Sは友人の下宿に来たが留守で泊まる所が無いと訳を話しました。

消防署員は救急車の中で寝てもらっては困ると言い、

皆が焚き火をしている所に連れて行き朝までここで過ごすよう言ってくれました。

そうやってSは朝まで過ごし始発電車で吹田へ帰っていきました。

2年前の同窓会での二次会はこの話で大いに盛り上がりました。

帰るときスナックのママが電車の時刻を調べ

Sに始発電車の時間を伝えたので またまた大爆笑でした。

このSという男の面白いエピソードを明日書きます。



摂氏0度

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昨日書いた温度計で思い出した事があります。

京都での学生時代、札幌の予備校にいる

高校時代の同級生Mが遊びに(?)来ました。

再会を祝して四条河原町のパブで飲みました。

そして、大阪の大学に入って吹田にいるSにも電話をし呼び出しました。

3人で楽しく飲み、そろそろ帰ろうとしましたがSが帰ろうとしません。

そのパブのカウンターレディーにちょっかいを出しています。

何度帰ろうと促しても聞きません。

私たちは「もう置いて帰るで。」と言いましたが無視します。

Mと二人で相談し、いたずら心も出てきて本当に置いて帰ることにしました。

Sは私の下宿に泊まろうと思っているはずです。

私とMはパブを出ると下宿には戻らず、そのまま共通の友人の下宿へ向かいました。

その時河原町のビルの壁面に温度計があり

その温度計は「摂氏0度」を表示していました。

そしてSが吹田に帰るための阪急電車はすでに終電が出ていました。

その後Sはどうしたでしょうか。

それは次回のお楽しみです。



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